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2005年05月03日

● 「兵士に聞け」「兵士を見よ」


自衛隊について書かれた本が 最近、少しづつだが増えている様な気がする。




それは 憲法9条の改正問題や PKOによる海外派遣などにより、自衛隊に注目が集まっているせいなのだと思う。


しかし、一般人にとって自衛隊は 閉ざされた社会というか 秘密のベ-ルに包まれた部分が多く、それは ともすれば誤解の基となっていたりもする。


以前、私は


ああ、堂々の自衛隊


という記事の中で 宮嶋茂樹氏の「ああ、堂々の自衛隊」という著作について述べたが、今回の 杉山隆男氏の「兵士に聞け」」「兵士を見よ」は 数多ある自衛隊ルポの書物の中でも 特に秀逸な作品と言える。


まず、一般人の目から見て 良い点、悪い点を きちんと公平に判断し述べている。


著者の思想に 右・左の偏りが無い。


そして、最も重要な点は 現職自衛官の言いたいことが そのまま文章になっている…という事。


特に、読んで欲しい部分は「兵士に聞け」の中にある 


「第4部 防人の島」


北海道南西沖地震に直撃された奥尻島における 航空自衛隊のレ-ダ-・サイトに勤務している隊員達が いかなる思いで救出にあたったか…の話である。


自衛隊とは縁浅からぬ私は これを涙無くして読む事が出来ない。


文には記述されていないが、「命令違反」として なんらかの処分を受けた隊員もいたはずである。


しかし、人間として、そして 真の自衛官として…を考える時、叱責される事なのか?を私は世に問いたい。


著者:杉山隆男 




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お駄賃

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